ガーゼは何に使われていますか?

 ガーゼは地の薄い粗目の平織で、これを漂白精製して外科医療の処置に用いるほか肌着、ハンカチ、手拭、湯上り、マスク、衣料品、ろ過素材、シーツなど私達の生活のあらゆる分野で使われています。

※ガーゼ製品のわたしの愛用品は、化粧水をつける。顔をふく。パジャマ、シーツ(パシーマ)、シャツ、ジャケットなど。

・化粧水をつける。
何度も洗って使える上、カット綿のように毛羽が付きにくい。

・ガーゼてぬぐいで洗顔後顔をふく。  
毛羽がつきにくく、洗濯後の乾きも早いし、かさばらない。

・パジャマ
肌触りよく、涼しく暖かい。夏用、冬用はガーゼの重ねる枚数を変えて生地がつくられている。

・パシーマのシーツ
肌ざわりよく、軽く乾きもとてもはやく、こだわってつくられている製品です。(パシーマはバスタオルもありますが、体を拭くものとしては感性的には好まないのですが、赤ちゃん用の寝具としてはとてもよいと思います。)

・ガーゼシャツ、ガーゼジャケット
カジュアルなお出かけ用には体に楽で着やすく、暖かいです。普段の日常着にも、楽で洗濯もしやすい。お肌の敏感な方にもいいです。





  




赤ちゃんやアトピーなど肌の弱い人によいのは?

・アトピーなど肌の弱い人にはどんなのがよいのでしょう?

ガーゼ自体、肌の弱い人には非常に良い製品といわれていますが、特に最近ではアトピアン加工など化学物質を使用して肌にやさしい良い綿製品を人工的に作り出しています。


ひと昔前は、蛍光色のものは、ホルマリンで汚染されている言われていましたが、現在では晒方法が改善されていて、蛍光のものでもなにも問題がなくなっています。蛍光色、無蛍光色と気にせず購入できるようになりました。

基本的にガーゼと明記されているものは赤ちゃんには最適な素材であると思ってよいでしょう。






※ そんな中で最も良いと思われるものは オーガニックコットン
(化学物質はもちろん、無農薬で栽培された綿花から作られたもの)で、アレルギー体質、アトピーなど肌の弱い人には最適です。ただ、栽培量がごくわずかで価格は少し高めになりますが。


ガーゼとはどんな素材?

◎綿の木になる実から作り出される天然植物繊維の織物◎

経(たて)糸・緯(よこ)糸とも甘撚りの糸を用いて粗く織った薄手の平織布。
平織の1インチ間の経糸、緯(よこ)糸の合計数によって、違った風合いになります。

一般にガーゼ生地は、 生地巾30CM〜150CMくらいまで、 組織(打ちこみ数)インチ間 たてよこ糸合計51本〜118本くらいまでのもので薄手で柔かく、吸湿性に優れているので、包帯などの衛生材料、ガーゼ肌着、産着、ガーゼハンカチーフガーゼタオルなどに利用されています。

ハンカチやシャツに使われる木綿がたてよこ糸、150本から180本くらいが多く、ブロードと呼ばれる木綿は200本くらいなので、ガーゼの荒さがわかると思います。

つまり、一本の糸を撚りを甘くして本数も少なくして織った織物がガーゼ、だから柔らかくて吸湿性がいいのです。それがガーゼです。

ガーゼ素材の良し悪しは何で決まるの?

天然繊維の織物、木綿の中で一番吸湿性がいいガーゼは、まずその保湿性が強いか弱いかで良し悪しが決まります。

その吸水性は精錬漂白の丁寧さの度合いで決まります。

次に、経糸、緯糸の組織が粗く、加工中に糸が互いに離合集して見苦しいものになりやすい為、見栄えの良し悪しも決め手になります。

同じ木綿でつくられたものでも、品質の差で使い心地はかなり違います。天然繊維ならなんでもいいわけではありません。

天然素材のもめんでも、肌ざわりいいもの、悪いもの。高価なもの、涼しいもの、暖かいものなど、いろいろあるのと同じです。

使ってみながら良いものがわかってくると思います。だからわたしは一度にたくさん買いません。使って、洗濯してみて、それでもよかったら買いたします。
近くに無い場合はまとめ買いしたくなりますが、ぐっとがまんして少しだけ買います。それでよかったら送ってもらいます。

つまり、美しい、肌触りがいい、吸湿性がいい、ということが決めてになります。



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ガーゼを選ぶ時のポイント

良いガーゼを選ぶポイントはいかに吸水性、保温性が良いかを見極めることです。どのように見極めたらよいかというと、まず経糸、緯糸の見栄えが良いこと、

そして糸が毛羽立っているものが良いでしょう。あとは、白度のよいもの、無蛍光色のものは黒っぽくない自然な白色で、蛍光白のものは真っ白に近いものが良いでしょう。


 私の場合の選び方

  ◆ 買うときはまず、一枚だけにして、使ってみる。
   好みもあるのでよかったらまとめ買いする。
 
  ◆ よいものを見つけたらそのお店のものを少しづつ試す。

※ 品物がいいかどうかは使ってみてはじめてわかります。そして、だんだん見る目が養われます。
  
ハンカチでも、吸湿性の良いものも、悪いものもあります。
糊がついていて吸湿性が悪いときは洗濯したらよくなります。

ガーゼふきんを使う場合も、一度水洗いして糊をとってから使うのがいいです。お店の人から聞きました。

ガーゼふきんは一枚が700円くらいします。生地を買って手づくりしてみるのもいいのではないでしょうか?

ガーゼふきんは草木染めの、薄い藤色やグリーンがかった色もよくありますが、殺菌も兼ねて漂泊することも多いですから白いほうが便利だと思います。



ガーゼ製品のよいところ

1. 吸水性、保温性が抜群

2. 組織が平織りのため粗目なので、肌ざわりがやわらかく、
  赤ちゃん、老人、アトピーやアレルギー体質など肌が繊細な方に最適。

3. タオルほどかさばらないので携帯用に最適。
  しわになりにくくたたんでも大丈夫、洗濯も家でできて経済的で清潔。

4. 夏のシーツにはもちろん、冬も冷たさがないので適し、
  乾きも早いので便利。

5. 体の着心地が楽で普段着や、カジュアルなお出かけ着には重宝。

6. 出産や入院のお見舞いにも喜ばれます。
  よいものは高級感もあり、素敵な贅沢品です。

  わたしは、薄いパステルカラーのバスタオルを、赤ちゃんの体を
  拭いても、シーツ代わりや肌掛けにもよいと思ってお祝いに使い、
  気にいって、ラベルを見て買いに行ったと感謝されました。

7. ガーゼはロハス的生活がお好きな方にもよいと思います。